「男闘呼組」が解散ラストライブ!35年ぶりの日比谷野音でファン熱狂!なぜ、再結成したのか?「いつまでもこの瞬間を忘れない」

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 「男闘呼組」が2023年8月26日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でワンマンライブ「祝・日比谷野音 100周年 男闘呼組 2023 THE LAST LIVE -ENCORE- 2023」を開催し、この日のラストライブをもって解散しました。

 解散から29年の月日が流れ突如、再結成した「男闘呼組」ですが、どのようなきっかけでなぜ人気絶頂の中で解散し、また再結成となったのでしょうか?その真相やいきさつ、またラストライブの様子を調べましたので、ぜひ御覧下さい!

引用元:https://natalie.mu/music/news/538514 (C) AKI SANTIN

「男闘呼組」解散の真相

 「男闘呼組」が人気絶頂の中で解散(正確にいうと活動休止)した真相は、高橋和也さんがジャニーズ事務所を離れることになった結果、他の3人のメンバーが活動中止を決断したことです。

 昨年、2022年7月に1年間の期間限定で復活した4人組バンド「男闘呼組」のベーシスト・高橋和也さん(たかはしかずや・53歳)とキーボーディストの前田耕陽さん(まえだこうよう・54歳)が2023年4月24日のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」にゲスト出演し、バンドの活動休止の真相について明かしました。

 「男闘呼組」は1988年に「DAYBREAK」でレコードデビュー。チャート1位を獲得し、その後も「秋」「TIME ZONE」など数々のヒットと飛ばすも、1993年に活動休止に。昨年7月、1年間の期間限定の復活を果たしました。

 人気占い師の星ひとみさんから「始めの2年ぐらいはいろいろと大変だった」と指摘され、高橋和也さんは「1年365日休みはないみたいな感じでやってましたから、唯一、仕事が終わってから、夜から朝までの時間が僕らの自由時間みたいな感じだった。だからその頃はよく街へ行っては遊んでましたね」と笑っていました。

 そんな中、星ひとみさんは1993年がバンドにとって「決断、結成の年」だと指摘。これに、前田耕陽さんは「1993年にグループが活動休止にしました」と答えると、高橋和也さんは「僕がジャニーズ事務所を離れることになって、他の3人のメンバーは“和也がいないんだったら「男闘呼組」はやらない”と。それで「男闘呼組」は活動休止になってしまったんですよね」とバンドが活動休止に至った真相を告白しました。

 さらに、高橋和也さんは22歳の時には気付きがあったといい、「自分でメロディーを書き、自分で歌詞を書くことの楽しさを発見した時に、もっと純粋にアーティスト活動をやりたい!ってもの凄く変わっていった」と明かしました。

「男闘呼組」再結成のきっかけ

 再結成のきっかけは、男闘呼組のメンバーが27年ぶりに再会したことです。

 2019年の夏に、「男闘呼組」のメンバーは27年ぶりに再会を果たしました。 久しぶりに「男闘呼組」のメンバーで集まって音楽スタジオでセッションをした際に、「平和を願い、音楽を届けたいという思いが募った」という理由で、再結成を決め、準備を進めてきたそうです。

 そして、ついに昨年、2022年7月16日にTBS系の音楽特番「音楽の日2022」にサプライズゲストとして出演し、29年ぶりに「男闘呼組」として再結成を果たしました。この日彼らは、『TIMEZONE』、『DAYBREAK』、そして成田昭次さん(なりたしょうじ・55歳)が率いるバンド・成田商事の楽曲『パズル』の3曲を披露しました。その反響はすさまじく、SNSのタイムラインは「男闘呼組」という文字で埋め尽くされました。

 この番組で1993年の活動休止から30年の、デビューから35年の節目である今年(2023年)8月までの1年間の期間限定でバンド活動を再開させることを発表しました。

 私は、奇跡の復活を遂げたメンバーの姿に歓喜したのを今でも覚えています。全国のファンの方々も同じ思いではなかったでしょうか?

 それを皮切りに、彼らは今年4月から全国ツアー「THE LAST LIVE」で日本各地を回り、8月に東京・日本武道館での4DAYS公演「男闘呼組 LAST FOREVER」を開催。なんと同ツアーの動員数は何と計35万人にも上りました

         

「男闘呼組」解散ラストライブ (2023年8月26日) 日比谷野音

 日比谷野音でのラストライブは日本武道館での4DAYS公演ツアーのアンコール公演という位置付けで、4人が「男闘呼組」として活動するのはこれが最後となるということでした。日本武道館の2023年8月24、25日の公演と日比谷野音アンコール公演は全国の劇場でライブビューイングも実施され、また日比谷野音ではチケットを手に入れることができなかったたくさんのファンが会場の外で音漏れを楽しんでいました。

      
 サポートメンバーのドラマーとキーボーディストとともにメンバーが定位置に着き、1曲目「ジャニーズ A GO GO」がスタートすると、バンドの周囲に床から火花が吹き出し、早くも会場は興奮の坩堝に。ボーカル&ベースの高橋和也さんが「1988年8月7日、男闘呼組はこの野音に立ちました。あれから35年、帰ってきたぜ!」と、ひさびさに「男闘呼組」としてこのステージに立った喜びを爆発させました。『BACK IN THE CITY』ではソロを披露し、ロックバンドとしての確固たる実力をアピール。ボーカル&リズムギターの岡本健一さん(おかもとけんいち・54歳)は観客の熱中症対策も兼ねて、ステージから降りて客席に向けて口に含んだ水を吹きかけました。

 昨年の再結成まで「男闘呼組」としては実に29年ものブランクがあった4人だが、その演奏は昔と変わらぬロック的な荒々しさと卓越したスキルを兼ね備えており、「記念ということでひさびさに集まってみた」という雰囲気は皆無。ラストライブでありながら、今もなお全盛期を更新し続けているような圧倒的なライブが繰り広げられた。

 この日で解散することについて岡本健一さんは「仮にこのまま続けていくとしたら、途中で誰かしらが病気になったり、悲しい別れ方をすることもあると思うので(笑)、だったら元気なうちにみんなの前で解散したほうがいいんじゃないかなって」と冗談交じりに意図を明かしました。

 高橋和也さんの「俺らと一緒に、パーティしない?」という振りから「PARTY」がスタートしましたが、イントロの途中で岡本健一さんは演奏を止め、「パーティするなら、乾杯しない?」と提案して袖から持ち込まれたシャンパンを開けた。突然のサプライズにメンバーたちは「え、ホントに飲むの?」と戸惑いつつ、ボーカル&キーボードの前田耕陽さんの「35年間、男闘呼組のことを忘れずにいてくれてありがとう!」という音頭で観客とともに乾杯。会場に笑顔があふれ、ステージ上にリラックスした雰囲気が漂いました。

 『終わらない魂』の曲の途中、ピアノだけを残してほかの楽器隊は演奏を止め、メンバーは1人ずつ観客にメッセージを贈った。高橋和也さんは「35年間、本当にありがとうございました。この4人に会えて、みんなに会えて、幸せでした。いつまでも、この瞬間を胸に刻んで、忘れないで生きていこうと思います」と誓い、岡本健一さんは「男闘呼組は終わってしまうけど、みんながこうやって元気なうちに解散できることが本当にありがたいです。大事なのはこれから先のことです。皆さんもまた新しい時間が動きますので、惑わされずに1日1日を大切に生きていきましょう」と訴えかけました

 そして、ボーカル&リードギターの成田昭次さんは「35年ぶりに野音でライブができて、若い頃の自分たちと一緒に演奏してるような感じで、当時のことがすごくよみがえるんです。あれから俺たちも50代になって進化したと思うし、皆さんも進化していると思うので、進化した者同士が一体になっている感じが、不思議だなと思って」と言い知れない今の気持ちを説明。「これが最後のライブなんですけど……」と話し始めたところで思いがあふれて涙で声をつまらせ、「正直寂しいんですけど、せっかくまたこうやって4人で音楽をやることができたので、音楽を続けていきます」と決意を新たにしました。

 そして最後に前田耕陽さん「男闘呼組に入れて最高に幸せでした! このメンバーと一緒に仕事できたことが人生最大の誇りです! 皆さんが応援してくれたことを誇りに思って、これからも生きていきます!」とシャウト。客席からはすすり泣く声も混じりつつ『終わらない魂』のシンガロングが沸き起こりました。

 アンコールでは『TIME ZONE』『秋』『DAYBREAK』と、「男闘呼組」の代表曲トップ3と言える3曲を一気に畳み掛け、観客は待ってましたとばかりに大盛り上がりに。メンバーは再びステージを後にするが、拍手は止まずダブルアンコールに突入。ここで披露されたのは、音楽活動を再開した成田昭次さんが昨年13年ぶりのソロ曲として発表した、“あの頃の俺たち”を思い返す内容の曲『パズル』でした。高橋和也さんは「俺たちとみんなを結びつけてくれたピースの歌、みんなも一緒に歌おう!」と呼びかけ、会場は大合唱に。演奏を終えたメンバーは肩を抱き合いながらステージを去っりました。

 それでも客席からの拍手は止まることなく続き、再びステージに現れたメンバーはトリプルアンコールを開始。岡本健一さんと成田昭次さんはアコースティックギターを弾き、高橋和也さんはベースを弾きながらブルースハープを吹き、サポートメンバーなしの4人編成で「Forever」が披露されました。メンバーは皆、目に涙を浮かべていたが、途中、感極まった成田昭次さんが涙を流し歌えなくなってしまう。高橋和也はそれをフォローし、観客も含めて一緒に成田昭次さんのパートを歌唱。会場を感動で包み、3度目のアンコールは終了しました。

 公演終了を告げる客出しのBGMとして『パズル』が流れる中、まだまだ終わらせたくない観客はそれに合わせて歌い始める。すると舞台袖からまた4人が現れ、岡本健一さんは観客に向けてシャンパンを噴射。前田耕陽さんは「あのね、もうできる曲がない!」と苦笑した。そして高橋和也さんの「最後は明るく終わります! ご唱和ください! We are?」という声に、観客が全力で「男闘呼組!」と返して今度こそライブは終了。再結成後の約1年間の活動を、4人は完全燃焼のステージで締めくくりました。

 引用元:音楽ナタリー編集部

       

「男闘呼組」解散ラストライブ (2023年8月26日) セットリスト

1. ジャニーズ A GO GO
2. ROCKIN’ MY SOUL
3. CROSS TO YOU
4. 自分勝手
5. BACK IN THE CITY
6. ロックよ、静かに流れよ
7. ルート・17
8. ROLLIN’ IN THE DARK
9. LONELY
10. 不良

<シャンパンで乾杯!!>
11. PARTY
12. YO-YO
13. 赤ちょうちんでくらせ
14. REIKO
15. Kids
16. みはり
17. 目で見ちゃだめさ
18. Burn it
19. Midnight Train
20. STAND OUT
21. 終わらない魂
<アンコール>
22. TIME ZONE
23. 秋
24. DAYBREAK
<ダブルアンコール>
25. パズル
<トリプルアンコール>
26. Forever

まとめ

      
 「男闘呼組」の2022年7月16日の再結成から、あっという間の1年でした。

 人気絶頂の時の突然の解散から30年経っても輝いている4人のメンバーの姿に、全国の多くのファンが感動を覚えたのではないでしょうか?

 2023年8月21日に、日本テレビの「しゃべくり007」に出演した時の、今も変わらないカッコよさと仲のいい姿を見て、こんな風にかっこいい人生を送りたい、そして、歴史的な最後のラストライブ、ラストコンサートをどうしても書きたいと思いました。

 「男闘呼組」としての最後の、最高のラストライブの様子を皆さんにお届けできてとても嬉しく思います。そして、50代になっても変わらず多くのファンを魅了するステージに感動しました。

 私もこんな風にカッコいい生き様を見せることができるよう頑張りたいと思いました!

 そして、「男闘呼組」は解散しても、4人のメンバーの皆さんが今後のそれぞれのステージで、これからも活躍されることを全国のファンとともにお祈りしたいです!

 このブログが皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、参考にさせていただいた、ブログの筆者、関係者の皆様、心より感謝いたします。ありがとうございました。

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