田中美佐子は子供何人?親権は?深沢邦之と離婚…格差婚は無理なのか

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田中美佐子(右)とTake2の深沢邦之(C)日刊ゲンダイ
引用元:田中美佐子と深沢邦之が離婚…埋められなかった“婦唱夫随”格差婚の哀れな結末 (msn.com)

 女優の田中美佐子さん(63)と、夫でお笑いコンビ・Take2の深沢邦之さん(56)が7日、それぞれのインスタグラムで離婚を発表しました。2人は1995年11月に結婚し、2002年に第1子となる長女が誕生しています。なぜこのようなことになったのか?今回は離婚理由と子供さんの親権について調べてみました。

女優の田中美佐子さんとお笑いコンビ・Take2の深沢邦之さんが離婚発表!

 田中さんはインスタグラムに海の写真を投稿するとともに、深沢さんとの離婚を報告。離婚成立時期は明かされておらず、田中は「パパと私はお別れすることになりました。いきなりでびっくりされた方もおられると思いますが、ここまでに至るまで、私たちにはとても長い年月がかかりました」「中々言えなくて、パパも私も苦しかったです。ほんとにごめんなさい」と長らく離婚について悩んでいたことを激白しました。また、「大学生のパパと出会ってから33年以上。心から感謝しています」と感謝の思いもつづりました。

 深沢さんも真っ黒な画面と共に「突然のご報告になりますことをお許しください」と前置きし、離婚理由について具体的には言及しなかったものの「2人で話し合って出した結論ですので、受け止めていただけたら幸いです」と呼びかけました。

結婚までのいきさつ

 2人はかつて同じ芸能事務所に所属し、深沢さんが田中さんの付き人を務めていたことを縁に恋人関係に発展。約7年間の交際を経て極秘裏に婚約し、1995年11月に結婚を発表しました。

 2020年8月に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、田中さんは深沢さんを選んだ理由を、「彼氏はできても、『俺は田中美佐子とつき合ってるんだー』と言われると、気持ちが引いちゃって。でも彼(深沢さん)は、普通の私を見てくれていた。自分をさらけ出せる人がなかなかいなかったけど、彼が唯一、信じられた」と語っていたようです。プロポーズは田中さんからだったというのですから、よほど信頼されていたのですね。

しかし、深沢さんは当時稼げていないことを理由に田中さんからのプロポーズを一度断っています。

ですが、深沢さんのお父様から、「あんなに忙しくしている女優さんがおまえを選んでくれたのはお前にしかない良さがあるんだから、主夫でも何でもやって支えろ」と言ってくださり、結婚を決意したのだそうです。

また、2017年5月の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)で、結婚当時を振り返り、田中さんは「もうね、私、35歳だったんですよ。年齢的にヤバかった。36歳になったら、もう(結婚)できないって気がしたの。そこに(深沢さんが)いたんですよ! あと、芸能界に入って、すごすぎる人ばかり見てきて、いちばん普通の人だった」とも明かしていた。深沢さんとの結婚は、タイミングも味方していたようです。

【なぜなのか?】田中美佐子さんと深沢邦之さんの離婚理由を考える

収入格差婚

 1995年11月に結婚を発表した際、田中さんは「彼はお金がないので、指輪の代わりに犬のチワワをもらった」などと告白。第一線で活躍していた田中さんと、若手芸人の深沢さんとの電撃婚は「収入格差100倍婚」と話題になりました。

 結婚当初、若手お笑い芸人の深沢さんの月収は10万円。一方、トレンディードラマ全盛期で活躍中の田中さんは年収1億円ともいわれ、「格差婚」と言われました。

 芸能リポーターの川内天子さんがこのように言われました。

 お子さんが誕生されたときは僕が主夫になる、と宣言し、子供の学費は自分が出す、と明言され、業界内ではおしどり夫婦の認識でした。しかしながら、田中さんとの収入格差は埋まるどころか、年を重ねるほど広がる。私の記憶では、相方の東さんの結婚式に田中さんが同席しなかったことは違和感として残っていました。同じ事務所でしたからスケジュールなら調整がつくはずですから、田中さん主導で家庭が成り立っていたのだと思われます。そんな日々の積み重ねが長い年月を重ねて埋められない溝になり、親としての務めを終えたところで区切りをつけた形なのでは」
引用元:YAHOOニュースJAPAN

 おしどり夫婦として知られていた2人なだけに、SNSでは驚きの声が続々と寄せられています。

《今SNSを色々見ていろんなニュースにびっくりしているが、個人的最もびっくりなのは田中美佐子さんの離婚。私このご夫婦すごく好きだったんですよね…ご本人たちから語られるお話も飾り気がなくて。そうかー。人さまんちの話だけど、なんだか残念。》

《田中美佐子とTake2深沢離婚かあ。なんかちょっとびっくりだけど、長い夫婦生活の中でいろいろとあったのだろうな》

《田中美佐子さんの離婚めちゃくちゃショック…勝手におしどり夫婦やと思ってたからなぁ外からじゃわからんってホントやな》

 1995年に結婚したお二人でしたが、当時の深沢さんは芸人になっていないも同然で、それまで田中さんと噂になったのは、元チェッカーズの高杢禎彦さん、高嶋政伸さん、デートを目撃された緒方直人さん、元男闘呼組の岡本健一さんなど、売れっ子ぞろいだっただけに、当時「お嫁さんにしたい女優」といわれていた田中さんが、最終的に選んだ相手が売れない芸人だったことに、驚きの声が続出しました。

 しかし、結婚当時、田中さんは超格差カップルと言われても、「(収入差も)気にしていません。夫が売れてくれるといいとは思わない」という寛容な姿を見せていました。

 しかし、こうした格差婚の場合、親や親戚、友人などの周囲から「どうしてあんな人と?」と心ない圧力をかけられることがあります。

 「上」側の人なら、そんな周囲を説得したり行動で納得させたりする労力がかかりますし、「下」側の人にとってはその見えない圧力こそが大きなストレスになるでしょう。

 結婚はふたりだけの問題ではありません。家族や親戚、周りの関係者を巻き込んでなされるものです。だからこそ、「ふたりだけが良ければOK!」とはなかなかならないのですね。

 例えば、夫が働き妻が専業主婦という夫婦のかたちは社会から受け入れられても、妻が働き夫が専業主夫というパターンは物珍しいと思われるでしょう。なかには、こっそり陰口を叩かれることがあるかもしれません。

 そういったもろもろのことがコンプレックスとなり、結果的に夫婦関係もぎくしゃくしてしまうパターンがとても多いようです。今回のケースも「格差婚」が原因で33年間の結婚生活の中で色々な問題が起こり、それらが積み重なっていったのではないでしょうか。

けんかが多かった

 田中さんは、2019年頃、深沢さんとのけんかが増えたとインタビューに答えていたとのことです。

 〖パパ(深沢)や娘の誕生日は、サプライズを計画するなど私がすごく頑張るんですね。なんで私だけこんなに地味なんだろうと思い、ある時、『派手にサプライズとかしてもらいたい』と言ったら(深沢が)『え?キミそういうのって、大嫌いじゃん』と言われ、『私、大好きだけど!』とまたケンカになって…〗
引用元:女性自身

 具体的なけんかの内容は「誕生日のお祝い」が地味などほんのささいなことだったようです。

 しかし、このようなささいなことによるけんかが増え、田中さんと深沢さんの心の距離が開いてしまったのかもしれません。

住環境等の様々な状況の変化

 田中さんは2019年に「還暦を迎えたから思い切って生きていこう」と長年所属した事務所から独立されました。

 この事務所には深沢さんも所属されていました。

 そのような状況の中、深沢さんはご両親のお世話のため、田中さんと住む自宅から離れ、ご実家にも住んでいらしゃったようです。

 深沢さんが練馬に住む両親のお世話のため、月の半分ほど別居しているという話でした
引用元:NEWSポストセブン

 結果的に田中さんと深沢さんは、月の半分ほど別居している状態になってしまったようです。

 田中さんの心の変化や深沢さんの環境の変化は、年齢を重ねた中で当然起こるべきことだったのだろうと思いますが、別居したことで二人の気持ちが変化していったのかもしれません。ただ、そこをお互いにカバーし合う努力をしていれば離婚まではいかなかったのではないでしょうか。

子供さんの成長

 田中さんは深沢さんとの間の子供さんを、念願の第1子となる長女を結婚7年目の2002年のクリスマスに43歳の高齢で出産されています。

 今年(2023年)1月には、田中さんがインスタグラムで長女とのツーショットを披露し、成人を迎えた喜びを報告していました。 

 しかし、娘も20歳になったということで、田中さんも深沢さんも子育てが一段落したと考え、徐々に“離陸態勢”に入っていったのかもしれません。  

子供さんの親権はどうなるのか? 

 お二人の間には、2002年に誕生した「空さん」という2023年6月現在で20歳の一人娘さんがいらしゃいます。

 結婚している夫婦は、共同で子どもの親権を行使します。これに対して、夫婦が離婚したあとは、どちらか一方が単独で子どもの親権を行使します。

 親権が続くのは、子どもが成年に達するまでです。2022年4月1日に改正民法が施行され、成年年齢20から18歳まで引き下げられたので、結論としては現在20歳の娘さんには親権者は必要ありません。

 父母の親権に服するのは「成年に達しない子」、つまり未成年者とされています。そのため、成年に達した時点で父母の親権は終了することになります。

まとめ

 今回のお二人の離婚は、やはり「格差婚」が大きな要因の一つではないかと思います。そこに、いくつかの複数の結婚生活の状況の変化が重なり、離婚に至ったのではないかと思います。

 ただ、お互いがもう少し相手を思いやり、努力していれば、離婚は回避できたのではないかとも考えます。

 筆者の個人的な感想としては、実は私は今年から年金生活者となりまして、14歳年下の嫁との収入が大きく逆転し、”格差婚状態”に突入しました。二人の関係もおしどり夫婦とはとてもいえない状態です。なので、私も嫁からいつか離婚届を突き付けられるのではないかと不安で、他人事ではないと感じています。今回の出来事を見て、早く仕事を見つけて、これからも健康に気を付けて、元気に働き、家庭を大事にしつつ、たくさん稼がねばと決意したところです!

 お二人の結婚生活は28年で幕を閉じてしまいましたが、お二人のこれからの人生はまだまだ長く、幸多からんことをお祈りいたします。

 田中 美佐子(たなか・みさこ)さん 1959年11月11日、島根県知夫郡(現・隠岐郡)西ノ島町生まれ。63歳。東洋女子短大卒業後、1981年にドラマ「想い出づくり」でデビュー。1982年、映画「ダイアモンドは傷つかない」でヌードに挑戦し、日本アカデミー賞新人賞受賞。

 深沢 邦之(ふかさわ・くにゆき)さん 1966年9月15日、東京都生まれ。56歳。明大在学時に萩本欽一主宰の「欽塾」に入塾し、「欽ちゃん劇団」で舞台を中心に活動。1994年、劇団員の東貴博さんと「Take2」を結成。BS―TBS「噂の!東京マガジン」に出演中。

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